◎ キッズの森全事業所での5領域への取り組みについてのご紹介 ◎

キッズの森では、5領域を下記のように設定し、日々プログラムを考え活動に取り組んでいます。

  • ●心身の健康や生活に関する領域<『生活・健康』について >

    • ①定期的な心身の把握(検温や気分把握)
    • ②生活リズムの安定(学校やご自宅問わず定期的かつ定時に通所をしていただく)
    • ③建物・訓練室その他、構造を意識したサービスの提供・掲示・支援方法等
    • ④SST(ソーシャルスキルトレーニング)などによる身体的、精神的、社会的訓練(日々活動の中で取り入れる)
    • ⑤衣服の着脱(外遊びや水遊び等の活動の前に重点的に取り組む)
    • ⑥衣服の整頓(活動の中で衣服の折り畳み方などを訓練、衣服の整頓が行えるようにして行くこと)

  • ●運動や感覚に関する領域<『運動・感覚』について >

    • ①姿勢保持や上肢・下肢の運動・動作の改善(理学療法的な観点から改善を図る)
    • ②視覚、聴覚、触覚、嗅覚、固有覚、前庭覚などの感覚活動(児童の特性を見極めストレングスになるよう支援していく)
    • ③つかむ・支える・滑る等の要素を取り入れた遊具遊びの提供(施設内にて様々な用具を使い感覚を養ってもらう)
    • ④ストレッチを基本とした軽度な運動
    • ⑤バランスボールでの姿勢保持(施設内にバランスボールを使い体感を鍛えたり姿勢の保持に利用)
    • ⑥指先トレーニング(トング・箸などを利用し、小さなもの摘みなどを工夫し指先の感覚を養う)
    • ⑦音楽に合わせて体を動かす遊びや運動(ダンスや椅子取りゲームなどの活動)

  • ●認知と行動に関する領域<『認知・行動』について >

    • ①物の機能や属性、形、色、音が変化する様子の把握(認知が支援員とは違うという事を支援員が理解した上で意識した活動を行う
    • ②空間・時間等の概念の把握(タイマーや絵カード・シンボルを使い工夫して支援を行う)
    • ③天気、気温、日付の把握と確認による感覚・数の認知形成(対応調整等が苦手な児童に対しては、その都度、意識した支援を行う)
    • ④粘土、スライムによる物質の変化と感覚の認知形成(工作活動の中で工夫しながら行う)
    • ⑤ブロック遊びとうによる空間把握の認知形成(空間把握が苦手な児童も多くいることから、日常生活や運動能力に役立つな活動を取り入れる)
    • ⑥小集団でのゲームでの適切な行動形成、認知の偏りの配慮(多人数では出来ない行動形成や認知の偏りをを見つけ出すことで、配慮したり能力を高める)
    • ⑦ABA(応用行動分析)などにより感覚、認知の偏りに対するリフレーミング(強みが弱みになったり弱みが強みになる事を理解し、一瞬の変化にも対応できるよう職員のスキルアップを行う)
    • ⑧季節の変化への興味などの感性形成のための外出・行動(学校休業日等には常にお出掛けをして、季節の変化や実際の行動にて認知を高める)

  • ●言語の獲得に関する領域<『言語・コミュニケーション』について >

    • ①文字・記号、絵カード、機器等の適切なコミュニケーション手段を選択・活用することでコミュニケーション能力を高める
    • ②本人の気持ちを表出してもらうために職員から積極的に明るく挨拶をして児童のコミュニケーション能力を引き出す
    • ③活動の振り返りや挨拶を児童に行ってもらうことでコミュニケーションを高める(言語だけでなく他の方法であっても挨拶の場を設ける)
    • ④ルールなどを絵や絵カードを使って視覚化することで、より分かり易く覚えてもらえるよう工夫した支援を行う
    • ⑤PECS/TEACCHなどコミュニケーションのスキル向上訓練
    • ⑥マカトン、音声、文字、触覚、平易な表現等による多様なコミュニケーション

  • ●人との関わりに関する領域<『人間関係・社会性』について >

    • ①アタッチメント形成(個別面談で自尊心を高める・認める)
    • ②活動前に全体を指差しする等を行い、全体を見渡す機会の設定
    • ③見本になるこどもの近くに誘う等の関わり・促し
    • ④見立て遊び、つもり遊び、ごっこ遊びの組み合わせ
    • ⑤一人遊び、並行遊び、連合的な遊びの組み合わせ
    • ⑥役割分担のある遊びなどの協同遊び
    • ⑦ルールの理解が必要な遊びや集団活動
    • ⑧地域施設などへの社会見学(学校休業日には積極的に社会参加をして行く)
    • ⑨イベントなどを通した人間関係・社会性の構築(キッズの森では、夏休・春休みなどお泊り療育を通じてより社会性を身につけてもらえるような活動を行っている)

以上の5領域プログラムにて子どもたちの未来への道を切り開き、課題や目標を見つけ共生社会で生きる術を身につけてもらうことが成人となった時の彼らの強みになると確信し取り組んで行きます!

放課後等デイサービス 評価票(令和2年4月)

自己評価票(事業者向け)令和2年度

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■プラットホーム>>>  お世話になっている国内最大級のボランティアポータルサイトです。
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■東京障害者スポーツセンター>>>  障がい者(児)が安心してスポーツを体験できる貴重な場所ですね。
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